代表からのご挨拶
越前製紙工場(弊社)は、創業以来、日本の歴史を和紙と共に歩んでまいりました。
これからも時代に即応した和紙作りに挑戦する企業をめざします。
有限会社 越前製紙工場
代表取締役社長 三田村 士郎
会社概要
会社名 | 有限会社越前製紙工場 |
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所在地 | 〒915-0234 福井県越前市大滝町12-5 |
電話番号 | 0778-42-0017 |
FAX番号 | 0778-42-0630 |
代表者 | 代表取締役 三田村 士郎 |
設立年 | 昭和52年 |
創業 | 1338年 |
資本金 | 1,000万円 |
事業内容 | 製紙業 |
越前和紙と当社の歴史
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康など、お歴々の印を押すことで、和紙の流通は安堵された。
黒々と書かれた『お墨付き』。安政3年(西暦1856年)の文字が見える。
会社沿革
延元3年 (1338年) |
越前守護斯波高経が、三田村掃部に命じて、御教書紙を漉かせ、献上させた。その紙を「奉書」と呼ぶように命じた。 |
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元禄13年 (1570年) |
越前朝倉氏の御用紙職となった。 |
天正9年 (1581年) |
織田信長の御用紙職につき、越前奉書には、織田氏の「七宝の印」を押すことを許された。 |
天正11年 (1583年) |
三田村家は、豊臣秀吉の御用紙職につき、豊臣氏の「桐の紋」を、越前奉書に押すことを許された。 |
慶長6年 (1601年) |
福井藩主、結城秀康より、黒印状をいただき、御用紙職となった。 |
寛文元年 (1661年) |
全国初の福井藩札を漉く。 |
寛文5年 (1665年) |
幕府の御用紙職となり、三田村家の幕府献上紙に、「御上天下一」の印を捺すことを許された。 |
元禄6年 (1693年) |
江戸幕府の奉書御用を勤めるため江戸に家宅を設けた(日本橋南伝馬町) |
享保12年 (1727年) |
紀州藩の御用紙職となった。 |
明和6年 (1769年) |
尾州藩の御用紙職となった。 |
安永3年 (1774年) |
三田村和泉が、紙会所の判元となった。 |
明治元年 (1868年) |
最後の幕府御用紙として、三田村家は奉書16駄を納めた。 明治政府、由利公正の命により、太政官発行の金礼用紙を、三田村筑前が、元締めとして納めた。 |
明治31年 (1898年) |
資本金3万円、発行株数1200株にて、越前製紙株式会社を設立した。 |
明治42年 (1909年) |
越前製紙工場として、資本金1万7000円にて設立。 |
昭和52年 (1977年) |
有限会社越前製紙工場とする。 |